平成が幕を開けた１９８９年、私は札幌のホテルから転勤で、ここ銀座のホテルに来る機会を得ました。当時、そのホテルは活気に満ちていて、夕方になると、着飾ったホステスさんや着物姿のママさんたちがレストランに来店されました。
もちろん、殿方と同伴です。
ラウンジには大きなバッテリー付きの携帯電話を持った、こわもてのお兄さんが大勢。
まさにバブル真っただ中、１００席以上ある店は曜日に関係なく大盛況でした。

それから２０年余りたった今、銀座は大きく変わりました。
当時、ホテルマンの憧れだった「ホテル西洋銀座」や大手デパートが姿を消しました。
クラブやスナックでにぎわっていたビルは居酒屋チェーン店になり、各業界の激安店の看板が目に付きます。
当時からは想像もつかなかった変わりようです。

ただ、変わらないものもあります。それは　お客さまです。
「十勝屋」にお見えになるお客さまとの会話で「世界各国に旅をされて、各地のおいしい物やワインを知っているな」とか、「遊び上手だな」と感じるとき、やはり銀座のお客さまの質の高さは変わらないと思います。

変わらないものがもう一つ。それは夜明け前の銀座です。人通りの多い日中にはできない道路工事やビルメンテナンス、塵芥（じんかい）収集。きらびやかな表舞台を支える人々の光景は今も同じなのです。

あの日、テレビを見て凍りついたのは私だけではなかったでしょう。

畑の上を津波に押し流されていく家や車、何もかもが信じられない光景でした。
その日、私は銀座の店にいました。夜になっても街は混乱していました。
表通りはまるで魚の群れのように人があふれ、道路は大渋滞で１時間たっても全く進むことのできない車の列がどこまでも続いていました。

日本のみならず、世界に衝撃を与えた東日本大震災から、３年の月日が流れました。
被災地にはいまだに元の暮らしを取り戻せず苦しんでいる住民、わが身を惜しまず原発事故の復旧に当たっている作業員がいます。
そして、家族や友人、財産、職場、自分の大切な過去、全てを失ってしまった人々も懸命に生きています。

「お取り寄せダイニング十勝屋」が立地しているのは銀座の
“コリドー街”と言う通り。
住所としては、銀座の一番端っこで、高速道路の真下。
高架を越えると、そこは千代田区。

昔、この高速道路の下は川が流れていたようで、
実は十勝屋の存在しているところには住所は存在ない。
なので、十勝屋の住所は
「銀座6丁目2番先」
という、ヘンテコな住所なのだ。

お客様からもよく、
「地図と違う場所にあるので、迷った！！」
と言うお声を頂きます。
ごめんなさい、そんな理由なんです。

そして、この高速道路の真下。
飲食店がずらーーーっと立ち並ぶ通りがコリドー街だ。

“コリドー”とはフランス語で“回廊”と言う意味らしい。
長い通りには、100以上の飲食店が賑わっている。

コリドー街の飲食店同士、仲はよいし、
ここでお祭りできたらおもしろいだろうなぁ。
と、思いながらもなかなか仕切る人がいないので、
実現しない。。。

今回、メルシャンさんの呼びかけで、イベントが実現。
“コリドーナイト（コリコドナイト）”
第一弾！！（で、いいのかな？）
本日、グラスシャンパンが500円で飲めちゃいます！
そして、これめちゃ美味しい“カヴァ”です。

今日は、十勝は大雪だというのに、東京はすがすがしい晴れ！
程よい、寒さの中自転車で空を切るのは気持ちがいい。

4月に着任した親会社の十勝毎日新聞社の支社長とともに、
銀座を通り抜け、年末の人手を横目に、皇居まで出かけた。

今年は、何度か皇居ランを私もしたものの、目標にかかげた
回数は走ることが出来なかった。
それでも、やはり皇居に行くと、背筋がピンと伸びるのだ。
すがすがしい。

12月の銀座は、一年で一番キラキラする。
歩いていて、なんといってもイルミネーションに心も躍る。

9月に三越がフロア面積を拡大して新しくなったし、
和光が、10月から日曜営業を始めた。
百貨店にも関わらず日曜日を休業にするなんて、
始めは本当に驚いた。

そして、今度は数奇屋橋交差点蕎麦の中央通沿いに
ＧＡＰのビルがオープンする。

銀座のイルミネーションはどんどん進化する。

冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也

と、言うことで昨日は立冬でした。
しばらくブログもお休みしておりまして、ゴメンなさい。。
その間、
ハロウィンは終わり、銀座もイルミネーションが色づき始めた。

十勝平野のカラマツも、黄金色に輝き始めている。
うかうかしているとすぐに、2011年だ。

今日は、夏至。
一年で一番日が長い日です。

じめじめの空気を恨めしく思いながら、太陽の力に感謝をしたい。
そして、6月の花といえばあじさい！

梅雨らしい雨がなかなか降らないと、それはそれで寂しいものだ。
あじさいには雨が似合う。

今日が本当の最終日。
もう、ものすごい人、人、人、でごった返す。

さようなら歌舞伎座。

私は、歌舞伎座の脇の道をほぼ毎日と言っていいほど通る。
裏口近くのガードレールに干してある足袋が見られなくなる。
さびしいですよね。

ここ2、3日、びっくりするほど寒い。
咲いた桜が、引っ込んでしまうかと心配になる。

冬のダウンコートをたんすの奥にしまいこんだからには、
どんなに寒くてもスプリングコートを着る。

そんな衣替えのコートと同じく、桜も出たからには引っ込まない。
エライ、エライ。

昨日の寒さに手を震わせながら、帰宅中の公園の桜をパチリ。

12月の銀座は大賑わい。

昨日で仕事収めの企業も多かったようで、
街はサラリーマン風な人たちが、12時を過ぎてもごった返してました。

十勝屋も25日がクリスマスとともに、お客様のご来店がピークで、
両店舗ともごった返しておりました。

12月は休みなく働いていたので、外で飲むのも控えていたのですが、
久々のにぎわいある銀座を感じようと、仕事が終わりふらふらと、
夜の銀座へ。。。

通り慣れた道を通ると、なにやらいい香り。。。
銀座の新しいフェロモンに触れました。