今から４０年ほど前、私が高校の修学旅行で見た東京の景色は、どんよりとした梅雨雲が漂い、しとしと雨が降っていました。
初めて経験する湿度の高さと特有の空気の匂い、建ち並ぶ家と家の間隔も恐ろしく狭い。

北海道しか知らなかった私は、あまりの環境の違いに相当ショックを受けた記憶があります。
そんな東京に移り住んで、はや２５年。「住めば都」とはよく言ったもので、ＪＲ山手線の駅ごとに異なる風景を眺めながらの散策も、楽しみの一つになっています。

家内と二人、親戚も知り合いもいないこの地で授かった息子たちは、すっかりここに根を下ろしています。今秋から、長男は巡査として都内で勤務することになりました。
ともすれば命を盾にする仕事に就く息子に「つらかったら、いつでも帰って来い」と言いたい気持ちを抑え、「じゃあ、頑張れよ」と声を掛けるのが精いっぱいでした。

近所の都立小金井公園を走る私の後ろで、家内がこぐ自転車の前かごに乗り、「パパ、１等賞！」と言ってくれた幼い日の光景を、昨日のことのように思い出します。
公園の坂を登ると、立派なソメイヨシノの木があるのですが、桜の咲く頃、家族みんなでよく見に来たものです。

今年の残暑は長いなぁ、と思っていたらここのところ
急に寒くなって、一気に冬支度。
衣替えが間に合わない！！

そして、それは紅葉も同じ。
色づきが今年は遅く、あまりキレイではないかもしれないとのこと。
先日、阿寒の方面に行った際に、オンネトーに立ち寄ってみたが、
まだ色づいていない。

木々も、衣替えが間に合っていないようだ。

去年も11月にブログで報告させていただきましたが、

十勝（芽室町）在住の薬膳料理研究家の
高遠智子先生をお招きして、3月13日（日）に
「お取り寄せダイニング十勝屋」で料理教室を開催します。

高遠先生の教室は、薬膳を使うと言うことで、
心にも身体にも優しく、普段の生活ではなかなか触れない
食材や調味料を使い、家庭でも再現できるものです。

春も近づいてきていると言うことで、
今回のテーマは、
『春から始めるやる気と免疫を上げる身体に優しいオーガニック薬膳』
です。

高遠先生のブログ　http://yaplog.jp/rethree_co/archive/628

今年は猛暑で色んな農作物に被害が多数あったものの、
ワイン作りの葡萄については、非常に素晴らしい出来だったとか。
だから、2010年はグレートヴィンテージの予感だ！
きっと、2012年ころにはいいワインになって出てくるだろう、楽しみ。

さて、そんな北のワイン。
北海道では多数のワインがつくられている。

今日は北海道産ワインを楽しむ集いがあったので、顔を出してきた。

富裕者層の人たちに、
「仕事をリタイアしてどこか好きなところに住むとしたら？」
と、アンケートをしたところ、多かった都市の結果は、

北海道と福岡

理由は、「食べるものがおいしいから」
だそうだ。

日本の国土面積の四分の一を占める人口は、約560万人。
フィンランドほぼ一緒。
食料自給率は、およそ200％の北海道はおいしいもので
あふれている、魅力の土地なのです。

そんな講演会を聞いていた。

札幌の山手通りでパシャリ。

白樺の落ち葉のじゅうたんで、道路は覆われます。

北海道では、なんてことない風景ですが、
久々にカサカサ音を立てて歩く道が、
私にはとても新鮮に感じました。

久々に降り立った、札幌。
降り立ったと、言っても、実際に飛行機が着陸したのは千歳空港。

札幌市まで、エアポートライナーで、30分。
遠いんですよ・・・これが。。
羽田空港からも、都心に帰ろうとすると、電車で30分位かかるのですが、
北海道の移動時間30分と、都心の移動時間30分では、
距離感が違うせいか、ものすごく遠く感じてしまう。

現実には、
千歳空港から札幌駅までは約50キロ。
羽田空港から銀座までは約20キロ。

やっぱり、遠いですよねぇ。。