そうは言っても、
十勝の夜の街も、捨てたモンじゃない。
五番館前*や、北の屋台**だって、週末前ともなれば人がたくさんいる。
十勝のちょっとした繁華街。
北の屋台で飲んだくれ、知り合いのバーでグビッと。
とても居心地のよい、そんなお決まりコースが私にもあった。
そして、繁華街で飲んでいれば、知り合いにひょっこり会うこともしばしば。
東京みたいに飲みに行くエリアを選ぶことが出来ないから、「一期一会」ではなく「これからもよろしく」なのだ。
そんな町の小ささが何とも十勝らしい演出だったりする。
コリドー街は、隣近所のお店同士が
「今日はどう?」
なんて、話したりするから、なんだかそれが北の屋台を思い出させた。
あぁ、でもここは銀座。
怒涛の金曜日のお客様の多さに目を回してしまった。
そして、そんな忙しさでお客様にも大変ご迷惑をかけてしまった。
本当に申し訳ない。
でも、次へとつながる様に、今日の反省を今後に活かしたいと心に誓う。
銀座は「一期一会」。
もう二度とお会いできないお客様もいると思う。
でも、十勝で培った「一期一会」ではすまない「これからもよろしく」な“つながり”を
活かして今日も頑張ろうと思うわけです。
昨日ご指摘を受けたお客様に、本日の活力頂きました。
感謝、感謝です。
そして、またお会いできることを切に願います。
*五番館:帯広の街中にある飲食ビル
**北の屋台:帯広のちょっとした名物で、18軒の屋台が連なっている。