帰り際の、たった1分。
ー(中藪さん)「今年のジャガイモも最高だぞ!」
ー(私)「そろそろ、熟成が進んでいいころあいですもんね。」
こんな会話をしただけのこと。
そしたら、翌週、ジャガイモが届いてしまうのです。
これが「十勝感覚」。
十勝で、食材探しに、農家さんに取材に行く時に
「東京感覚」だった頃の私は、
〜まぁ、滞在時間は小一時間くらいか。。〜
とアポイントを取り付ける。
これは、「東京感覚」と「十勝感覚」の大きな間違いで、
実際に農家さんのところにお邪魔すると、
ー「ジャガイモだけでなく、きゅうりも見ていくか?」
ー「土彫ってみるか?」
ー「適当にトマトもいでいっていいよ。」
ー「母さん、手づくり味噌出してやって!」
などと、、、気付くと5時間経過。
なんていうのも、ザラにあった。
「十勝感覚サプライズ」である。
二、三度そう言うことを繰り返すうちに、農家さん回りは1日一件。
とルールを決めざるを得なくなった。
そして、農家さんのところに行くと、必ずどっさりとお土産が車いっぱいに。
これが、「十勝感覚」。
私ももう、「十勝感覚」がしっかり身についたわけです。
そんなわけで、中藪さん。
ジャガイモありがとうございます!
本当にツヤツヤとキレイな肌した「十勝こがね」。
これはコロッケにしたら、最高においしいんですよね。
うちの料理長が、きっとこのジャガイモで最高においしいメニューを
こしらえてくれることでしょう。
楽しみ、楽しみ。