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千年の森

今年は、北海道洞爺湖サミット。
「温暖化」や「エコ」、「カーボンオフセット」などが盛んに叫ばれている。

さて、同じ北海道でも、十勝に目を移す。
うちとグループ会社でもある、農業生産法人ランランファームが運営する
十勝千年の森」が本日グランドオープンを迎えた。

親会社は、十勝毎日新聞社
新聞社は紙を使うため、間接的には木を多く伐採していることになる。
CO2の排出を促進しているとも言い換えることが出来る。
それを少しでも、緩和しようと、カーボンオフセット※の取り組みとして、
育林業を行っているカタチが、「十勝千年の森」である。

構想から、8年。
北海道型のガーデンを有する千年の森が、ようやく歩き始めた。

milenium_forest.JPG

 

千年後。
私たちはどうなっているのだろう?

毎日の仕事に追われると、1週間後のことだってままならなくなる。
「1年後はどうしていたいですか?3年後は?10年後は?」
明確に答えられる人は何人いるだろう。

本当にめまぐるしい時代。
飲食店は、出店・退店が相次ぐ。


実は、森だって一緒だ。

今回、小さな「シラカバ」の苗を植樹をした。
千年後も残る森を育ちますように。。。と願いを込めて。

syokuzyu.JPG

でも、ここのエリアにはその他にもたくさんの植樹がされる。
ヤチダモ、エンジュ、ミズナラ。
ここで生き残れるのは、たった一つ(もしくは一つもないかもしれない)。
一番強くて、日の光を上手く浴びられた植物だけが生長を許される。

植樹だけでなく、
自然に芽が生えたとしても、環境によっては、生長できない。

植物版の弱肉強食なのだ。


さて、歩を進める。
千年の森には、自然な水が流れている。

この水が、本当に幻想的な情景に変えてくれる。
自然な湧き水の音を聞いているだけで、疲れが一気に吹き飛ぶ。

mizu_mori.JPG

毛虫もなんだか、嬉しそう。
kemushi.JPG


同じ弱肉強食でも、飲食店と森の違いは何だろう。。。

それは、スパンと、明確な目標の違いなのかもしれない。


森は長い長い時間をかけて成長していく。
一つの目標を持っている。
その気持ちは、上へ上へと突き進む。

ゆっくりと時間をかけて。

千年後のこの森が楽しみだ。
もちろん、私は生きていない。

私は、私の森を育てて生きたいと思う。
森ほどゆっくりと時間はかけられないが、1年後、3年後、10年後を夢見て。


そうそう。
ここ、千年の森の中には大きなテーブルがある。
ここでワインを飲みながら、語らったらきっと大きな夢が見えてきそうだ。
morinonakanokaigishitu.JPG


※カーボンオフセット:日常生活で必ず出てしまうCO2。これを吸収する木を育てることで、出してしまったCO2(=カーボン)を埋め合わせ(=オフセット)しようというのが、「カーボンオフセット」です。

 
by 十勝屋|十勝のこと |Trackback(0)|Comments(0)
 
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