東京で十勝を伝えたい。
そう思って2006年の秋に 「お取り寄せダイニング十勝屋」を銀座に開店しました。
十勝のことを知り、十勝の食材を使って、十勝の物語を発信する。
そして2007年の冬に 「鉄板ダイニング銀座十勝屋」を東銀座に開店しました。
そして、もっともっと十勝のことを伝えたくて、 2010年の夏には十勝に戻り、 十勝をたくさん詰め込んだお菓子工房を開店します。
東京タワーと、富士山は私にとっては同じ高揚感を感じる象徴で、 見るたびに、思わず背筋がピンとなり、勇気と、ワクワク感をもらう。
十勝屋を開店してから、 「富士山に登ってご来光を仰ぎたい！」 と、実は沸々と思いを募らせていた。
そして、登ってきました！富士山に！！ 日本一の山とはどんな山なのか、いざ！！！
※富士吉田口五合目はすごい人
そして、十勝のスタッフから二枚目が送られてきた。
小麦畑だ。 この季節は、黄金の畑を見ながら、風にそよぐ小麦はまるで 黄金の海原のような錯覚にさえ陥る。
上へ上へと伸ばす穂先を見つめながら、 私も上を向いて歩こうと、自然から勇気をもらうのだ。
十勝にいるスタッフから、写真の便りが届いた。
今は、ジャガイモの花が咲く季節だ。 十勝の畑は、今はジャガイモの花の白や紫色の絨毯の畑。
初夏を感じる風景です。
昨日から、出張で十勝へ。
飛行機から降りて出口に向かう道、口蹄疫による消毒促進の貼り紙がある。 市内に向かう道すがらも、石灰が道路に撒いてある。
東京では、ニュースの中でしかみない話題だったが、 牛の数が40万頭もいる十勝では、身近な話題。
生産現場に近いということ。 食材に対する緊張感と感謝の気持ちを常にもっていなければ、と思う。
内輪ごとではありますが、 「鉄板ダイニング銀座十勝屋」のシェフを2年弱勤め上げてくれた 萬年料理長が、6月末を持って、北海道に帰る。
親会社である北海道ホテルからの出向で、銀座に赴任してくれた。 もともとは、1年の契約だったが、押して押して1年9ヶ月が経ってしまった。
何があっても、「お客様のためなら・・・」とお客様第一主義を貫き、 終始一貫して「仕事は趣味だから」と、朝一番から黙々と仕事をこなす。 愚痴、文句も一つも言わずに黙々と。
背中でいろんなことを教えてくれました。 スタッフ一同感謝しております。
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2010年07月
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