「牛とろ」は半氷状態の牛肉を生で食べる食べ方だ。
テレビ番組で取り上げるなど、引きも切らない人気商品だ。
十勝清水町の広大な大地で育った牛たちを、
徹底した衛生管理のもとで加工された牛肉だからこそ、
生で食べることが可能なのだ。
むしろ、生でたべてもらうようにこだわってきた生産者さんだ。
普段から徹底管理された状況だからこそ、今回の件でも即答だった。
----(見解の返答一部抜粋)-----------
弊社では、牛とろ製造から含めまして約20年間生食用食肉の製造販売を手がけてきておりまして、その間に出来るだけ安全な生食用食肉を製造するべく、厳しい衛生管理で取り組んでまいりました。当然の事ですがこの間一度も衛生基準を逸脱したものを販売したことはございません。
平成10年からは厚生労働省発表による「生食用食肉等の安全性確保について」に基づいて牛とろ及び牛とろフレークの製造を行なっております。
1.原料は新鮮な牛肉を使用し最近が繁殖しないように保管は0℃で行なう
2.トリミングは作業代及びまな板を2台以上使用し、トリミングした表面にトリミング前の汚染した肉が付着しないようにすうる
3.使用する包丁、まな板、容器などは生食用食肉専用のものを使用し、85℃以上で殺菌するか次亜塩素酸ナトリウム溶液で殺菌する
4.トリミング時の作業場内の温度を10℃以下で行なうこと
5.トリミング後は速やかに冷凍しその後の作業は常に冷凍温度帯で行なうこと
以上のように十分な衛生管理のもと製造し、微生物検査の結果安全であることを確認した上で出荷しており、本年4月から派新工場も稼動して、今後は世界的衛生基準であるISO22000を取得する目標を立てて励んでいるところであります。
(中略)
以上のように弊社製造の牛とろフレークにつきましては、健康に良いだけではなく常に安全で安心な食品であるという自負を持っております。今後とも十勝スロウフードの牛とろ並びに牛とろフレークをよろしくお願い致します。
平成23年5月6日
有限会社十勝スロウフード 代表取締役 藤田恵
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この見解もそうだけど、HPを見ればこだわりは一目瞭然。
◆ぎゅうとろについて
◆牛とろの製造工程
◆農場(ボーンフリーファーム)のこだわり
生産者は商品に誇りを持ち、こだわって、作っている。
だから今回の事件で、
「生の牛肉は食べたくない」となってしまうことはとても残念。
十勝屋でも「牛とろ」は人気メニューです。
・牛とろ丼
・牛とろシーザーサラダ
・牛とろのブルスケッタ
などなど。
もちろん選択するのは消費者だし、お客様です。
十勝屋では、
改めて「食」を扱う者としての背筋を伸ばしながら、
こだわりある生産者の食材を引き続き自信をもって提供していきます。